文化講演

文化講演

西田 省三 氏(山岳写真家、映像クリエイター)

山岳写真の継承

 この数十年であらゆる機器及びネット社会の発達などによって私たちの生活環境は大きく変わり、山での写真撮影の環境もだいぶ変わりました。撮影における機材とともに写真を鑑賞する環境も目まぐるしく変化し、誰もがスマホできれいに撮影できて手軽に公開できる時代、写真撮影の価値観そのものも変わってきていると言えるかもしれません。そんな中でも写真家は知識や経験を活かし、様々な思いや考えを込めて一枚の作品を作り上げています。

 フィルムとデジタル、写真表現と映像表現など、ちょうど過渡期の時代に携わってきた写真家が機材や山行計画の変化を通して経験してきたこと、撮影そのものの意義、変わらぬ山岳写真の魅力、次世代へつなぐ作品のあり方などを講演します。また、近年急発達しているドローンでの撮影、写真と映像における表現方法や魅力の違いなどを写真家ならではの視点で解説します。本講演用に編集した未発表映像もご覧いただけます。

略歴

1978年生まれ。山岳写真家。美しい山岳風景を追い求めて国内外を問わず精力的に撮影を続け、山岳誌や写真誌、カレンダーなどに作品を多数発表。また、NHK総合「北アルプス・ドローン大縦走」シリーズに撮影監督として出演、ほか「にっぽん百名山」などTVメディアにも多数出演。